少しずつ秋の気配を感じるような、しかし今日のような天気のよい日はまだまだ暑さを感じるような、そんな季節の変わり目です。 西広場ではコスモスが咲き始めました。 秋の桜、コスモスの花の周りにはすずしい風が吹き抜けていくようです。
このコスモス花壇、ボランティアさんたちの手によって植えられ、今日は草取り作業に来てくださいました。ありがとうございました。 コスモスの他にもお花の種が入っているようです。 どんな花が咲くか、楽しみですね。
ノブドウの実も、早いものは色づきはじめています。 舞鶴公園の植物たちは、一歩一歩秋に向かって進んでいます。
暑さと涼しさが混在する毎日です。 舞鶴公園では、セミの声とコオロギの声が混在しつつも、コオロギが少し優勢になってきました。季節が夏から秋へと変化していることを実感します。 舞鶴公園の南側にあるけやき通りでは、心なしかケヤキの葉の緑が薄くなっているようにも見えます。紅葉への第一歩でしょうか。
樹林地ではミズヒキソウの花が咲いていました。 上半分が紅色、下半分が白色なのが見えますか? ミズヒキソウという名前の秘密は、ここにあります。
花を上から見ると紅色に見えますね。
下から見ると、白色ですね。 この様子をご祝儀袋の水引に見立ててこの名があるそうです。 覚えやすいですね。
ここ数日朝の気温が下がりすごしやすくなりましたね。今日から9月に入り、秋の気配を感じることも増えてきました。 樹林地では、ツクツクボウシの大合唱が聞こえます。 鴻臚館跡展示館裏で、ノシランの花が見られます。 真っ白な花が、すっと伸びている様子は、とても清々しく感じられます。
サンゴジュの実は、赤くなっています。 この赤い実の様子を、サンゴに見立ててこの名があるそうです。
マテバシイのどんぐりはすっかり大きくなり、あとは茶色く熟すのを待つのみとなっています。 舞鶴公園の秋を感じに、ぜひお散歩にいらしてください。