毎日暑い日が続き、朝から蝉しぐれに包まれている舞鶴公園です。 早いもので、7月も今日で終わりです。 水辺であるお濠端では、ハスの花もきれいですが、よく見るとトンボ等色々な虫が観察できます。 このきれいなトンボはタイワンウチワヤンマ。しっぽの先端がうちわのような形をしています。見えますか?
こちらは、いつもホバリングしているけれど運よくハスのつぼみにとまってくれたので撮影できました、コシアキトンボです。 腰の部分が白くなっていることからこの名があるのだとか。
このチョウトンボは、比較的よくどこかにとまって休んでいます。羽の色がよく見ると虹色で、とても美しいですね。飛ぶときは蝶のように羽をひらひらと動かして飛んでいます。
ツマグロヒョウモンという蝶も見ることができました。 風にゆれる長い葉に、必死につかまっているところを、こちらも必死に撮影しました。
このほかにも色々な虫が見られるお濠端ですが、ハスの花もたくさん咲いています。花後の果托が目立つようになってきました。 水辺のある、ゆたかな自然を感じられるひとときです。
もうすぐ、一年でもっとも暑さが厳しい「大暑」です。毎日気温が高く、歩くときは極力日陰を選んでしまいます。 舞鶴公園にある大木の木陰は、猛暑の中でも少しだけ涼しく感じられます。 この写真は、牡丹芍薬園にあるムクロジです。 このムクロジ、先月花を咲かせていたのですが、小さな実をつけ始めました。
ウサギの顔のような形がかわいいですね。 まだまだ小さな実です。
11月くらいになると、このように飴色に熟してきます。(2015年11月撮影) 種の部分が大きくなっているものの、ウサギの顔のような形は変わらないですね。 飴色をした殻の中には、黒くて固い種が入っていて、羽根つきの羽根のおもりに使われているそうです。
ムクロジは漢字で書くと「無患子」。子が患わない、と書きます。 なんとも縁起の良い名前ですね。 ムクロジは、牡丹芍薬園にあがった東南の端に2本あります。 樹名板を付けていますので、目印にしてくださいね。
舞鶴公園にある「福岡城むかし探訪館」では、黒田官兵衛が織田信長からご褒美としてもらいうけた「へし切長谷部(レプリカ)」の刀身を鞘から抜き出して展示しております。 8月31日までの期間限定です。 刀身に浮かび上がる刃文をぜひご覧ください!
また、元舞鶴中学校跡地にある三の丸スクエアでは、天守閣CGのタペストリーが登場しています。 写真の背景にご活用ください。