雨がよく降り、アジサイなどが見ごろの舞鶴公園ですが、野草の花も楽しめます。 今日はネジバナを見つけることができました。 その名のとおり、茎に対してらせんを描きながら花がついています。 ねじれの向きは、個々によってさまざまなのだそうです。
ツユクサの花も見られました。 パッとみると、ハートの形のようにも見えます。 朝露を受けて咲き、午後には閉じてしまうはかない花です。
ヘビイチゴの実も見られました。 赤くておいしそうですが、食べてもおいしくないそうです。 ヘビが出そうなところに生えるのでこの名があると言われています。
薬草として知られるドクダミの花は、もう盛りは過ぎたようですがまだ咲いていました。 真っ白な花が日陰に咲いているので、よく目立ちます。 この雨で、草花も生き生きとしています。 足元に目を向けて散策されても、楽しいかもしれませんね。
ヤマモモの木に実がなっています。 ヤマモモには雄木と雌木があり、実がなるのは雌木です。 (平成27年6月16日撮影 陸上競技場東側樹林地)
カラスがヤマモモの実や枝を落としているので、下を見て歩いていると何事かと思ってしまいます。 実が落ちているままなので、食べるためではなさそうです。 遊びでしょうか?
小さくて目立たちませんが、マサキの花が咲いています。 4枚の花びらに4つのおしべがあり、幾何学模様のようなきれいな形をしています。 (平成27年6月16日撮影 テニスコート横)
マサキは、舞鶴公園のいろいろなところに低木として植えられています。 冬でも青々とした葉をつけていることから、真青木が変化して「マサキ」と呼ばれるようになったそうです。