稗つき節の木?
さて、この木の実は何でしょうか?
じつは、サンシュウの実です。
では、サンシュウの花とはどんな花かというと、3月上旬から4月にかけてとても小さくて可愛らしい黄色の花を咲かせてくれます。
我が家のサンシュウの木は、6年前に久留米市で購入したものです。
6年前というと、「都市緑化ふくおかフェア」(アイランド花どんたく)を思い出します。
わたしは、緑化フェアでは、自治体催事やステージイベントを担当しました。
フェア終了後、特にお世話になった自治体にはお礼の挨拶に出掛けたのですが、サンシュウの木は、田主丸町(現久留米市)役場に伺った際に購入したものです。
家に持ち帰って庭に植えたところ、枯れずに毎年花を咲かせてくれます。
さて、サンシュウというと、「稗つき節」を思い起こす方がおられるかもしれません。
庭の山椒(さんしゅ)の木 鳴る鈴かけて ♪
ヨーオー ホイ ♪
鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれヨ ♪
わたしもつい最近まで、この歌の木はサンシュウの木と思っていました。
しかしながら、山椒(サンショウ)が正解だったようです。
去年の秋、椎葉村の鶴富屋敷に行く機会があり、そのことを地元の方に尋ねて、初めて知ったのでした。
ちなみに、山椒(サンショウ)は、ミカン科の落葉性の低木で、粉にしたものがうなぎの蒲焼きでおなじみの粉山椒です。
一方、サンシュウは、ミズキ科の落葉性樹木で、大きいものは6mにもなるそうです。
サンシュウの実は、漢方薬になるそうですが、試したことはありません。
以上、総務課のおっさんでした。(^^)