東平尾公園 博多の森陸上競技場 場所取り競争
今回は、博多の森陸上競技場 場所取り競争の様子をお届けします。
東平尾公園の主な施設の利用時間は午前9時からですが、
大会開催に向け、主催者やスタッフは朝早くから準備にかかります。
そんな 東平尾公園の博多の森陸上競技場には、人知れず繰り広げられる熾烈な場所取り競争があります。
6:30 陸上競技場正門開門
正規の開門時間は 8:00ですが、主催者とは6:30に開門するよう打合せしました。
当日 6:25に出勤してみると、既に大型バスが次々に進入していました。
(既に6時頃には、開門を待つ車両で正門前が一杯になったので、スタッフが開門したそうです。)
7:00 陸上競技場スタンド開場
エントランス広場には早くから多くの選手達が集まっています。
7時前には各学校の代表がゲート前に整列します。
そして、7時になると参加校の代表選手が、選手控えの場所取りにダッシュしていきます。この日は、先生の合図で整然とスタートしましたが、時にはゲートが開くと同時に、各校の期待を背負って、壮絶なスタートダッシュ、場所取り競争が繰り広げられることもあります。
さすが陸上部!早い早い!
8:30 陸上競技場 3階 プロムナード
場所取りが一段落して、選手達は出番まで思い思いに過ごしています。
このころ競技場内では、ハードルなど競技備品の配置や、テント設営など、
競技準備が急ピッチで進められています
9:15 福岡県中学校新人大会 陸上競技大会 開会式
申し遅れました。この日(10月20日)は、福岡県中学校新人陸上競技大会が開催されました。
当日、インフィールドの芝生はオーバーシード(冬芝の種蒔き)したばかりで、養生中。
「立ち入り厳禁でお願いします」と、主催者との事前打合せはできていたのですが、
当日になって、高跳び競技の助走距離確保のため芝生への立ち入りを強く求められました。
助走の方向を逆転していただくことにより、芝生への影響を最小限にして、
何とか無事、開会式を迎えることができました。
もう一つの、場所争奪戦 = 陸上競技場 1階 ピロティ
選手控えの場所は、3階のプロムナードや、スタンド内だけではありません。
スタンドの下、1階のピロティ部分も選手や関係者の控えの場所として、よく利用されています。
そして、ここの場所取りは参加者の見込みや競技場の利用状況に応じて、
早いものでは、何と大会の3日も前から始まることがあります。
10月26日に開催された福岡市中学校駅伝大会の場合は、前日25日の午後5時から場所取りが解禁になったのですが、
解禁日の深夜 0:00 頃から交代で場所取りの準備、見張り?がスタートしたそうです。
保護者の皆さんの熱意には、私たちスタッフもとてもかないません。
(ブログに載せることをお話しして、撮影させていただきました。)