春の植物ガイド
先日舞鶴公園で行われた福岡城藤棚休憩所、その中のイベントとして
牡丹芍薬園で緑のコーディネーターによる春の植物ガイドが開催されました。
約45分間、牡丹芍薬園を巡りながら、植物に詳しい講師が、
わかりやすく楽しくガイドしてくださいました。
この日は、お天気に恵まれ、また蚊等の虫もいなくて、観察するのにはもってこいの日和でした。
たくさんの樹木を紹介していただきましたが、
その中でも2種類の植物を比較して識別する方法を聞けたのが楽しかったです。。
モクレンとコブシの花の咲き方、モクレンは上に向かって咲くのに対してコブシはあちこち向く、とか
ホルトノキとヤマモモの見分け方は、
ホルトノキは年中どこかに赤い葉をつけていて、葉にギザギザ(鋸歯)がある、とか
ノダフジとヤマフジの花の房の特徴や蔓の巻き方による違い、
ソメイヨシノとヤマザクラの葉の違い、などなど
「キョシ(鋸歯)」とか、「ヨウヘイ(葉柄)」とか、専門的な言葉も出てきましたが、
緑のコーディネーターさんが説明してくださると、すっと頭に入ってきます。
参加者の中には、植物ガイドのことを知らなくて、たまたま参加された方も多くいらっしゃいましたが、
大変満足されたご様子でした。
今後も、舞鶴公園で自然観察ガイドをする予定です。
もし機会があればお気軽に参加してみてください。
(写真 ムクノキ)