街路樹パトロール

街路樹パトロール

協会では、市内全域で436路線、総延長334kmに及ぶ街路樹も管理しています。

今回は、その「街路樹パトロール」について紹介します。

 

街路樹パトロールとは?

街路樹パトロールは、街路樹の危険な障害枝等を早期発見対応し、皆様の安心、安全な

道路通行を確保し、緑あふれる都市実現に寄与することを目的としています。

 

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パトロール車には、異常個所の発見で緊急作業用の様々な道具が積まれています。

その一部を紹介します。

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(写真左から)

名称                用途

① 高枝切り鋏        高い枝の枯れ枝、折れ枝、はみ出し枝を切る。

   刈り挟み      低い箇所の支障枝(胴吹き)などを刈る

    剪定挟み      歩車道まで出た比較的細い枝を刈る

    鋸         低い個所の比較的大きい支障枝を刈る

    鋼棒        腐朽個所の深さを測定する

    各種工具      高枝切り挟みなどの修理道具

  ほうき       緊急作業で散乱した木屑を集める

セーフテイーコーン 緊急作業中の注意喚起などで使用する。

    樹木養生剤     切った個所へ塗布する養生剤 

    ゴミ袋       剪定、刈り採った支障枝を入れる

 

 他にも、空洞状況確認ハンマー、異常個所撮影デジタルカメラ、鎌、測定用テープ、

 コンベックスなどの様々なものが積み込まれています。

 

 

街路樹の置かれた現状

福岡市の街路樹は、高木ではホルトノキ、ケヤキ、イチョウ、低木では、アベリア、

シャリンバイが多く、これらは、自然での状態や公園の樹木に比べ、道路の歩道で

狭い植樹スペース、上空電線類、多種の地下埋設物、排ガスや建築限界線などの制約

により、常にストレスを受け、生育条件は非情に厳しい現状となっています。

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植樹スペースが狭い箇所で根も変形している。

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上空電線などにより事故防止のため剪定を余儀なくされる。


パトロールによる主な点検内容は

パトロールで発見された、街路樹の枝枯れ・折れ、枝の歩車道へのはみ出し

(道路構造令による建築限界)、キノコ発生、病虫害発生、空洞及び街路樹の繁茂

などにより信号機や道路標識等の視認を阻害する個所などの異常個所を発見し、

現地での緊急作業や委託専門業者による対応を行っています。

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枯れ枝、折れ枝の緊急撤去作業状況  

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歩車道はみ出し枝緊急撤去作業状況

皆さまへのお願い

街路樹の異常箇所(枝折れ、枝枯れ、キノコ発生など)を発見された場合は協会までご連絡をお願いします。