「軍師官兵衛と福岡」展 実施中です
舞鶴公園では、福岡城多聞櫓公開に合わせて「軍師官兵衛と福岡」展が開催されています。
多聞櫓は江戸時代のすがたを今も残す国の重要文化財で普段は建物の中に入ることはできませんが、期間限定の特別公開が行われています。舞鶴公園に勤務するわたしたち職員も、中に入る機会はなかなかありません。
早速見学に行ってまいりました。
真夏の多聞櫓は、思ったより天井が高く、風も通るので涼しい!という印象です。(展示中なので扇風機もあります)
また鉄砲を打つための小さな窓「鉄砲挟間」から、ちらりと見える舞鶴公園の景色も、新鮮でした。
展示は、古写真やコンピューターによる推定復元図などのパネルのほか、御鷹屋敷出土の瓦もあり、見ごたえがあります。
また官兵衛と福岡の関わりや福岡城、御鷹屋敷のことなど、写真や図面をまじえてわかりやすく説明されていました。多聞櫓の中でそういった展示を見ていると、江戸時代に思いを馳せることができ、エアコンの効いた部屋で見るよりも雰囲気があったような気がします。
「軍師官兵衛と福岡」展は8月31日(土)まで、公開時間は午前9時30分~午後5時です(入場は4時30分まで)。
(月曜日はお休みなのでご注意ください!)
みなさまぜひお出かけください。
もう1箇所、舞鶴公園の近くで江戸時代に思いを馳せられる場所をご紹介いたします。
平和台陸上競技場横の城内通りを北側に下った三叉路、大手門信号横にあるFFG本社ビル1階ロビーです。
ここには「黒田二十四騎」像が飾られています。
「黒田二十四騎」とは、黒田如水(官兵衛)・長政親子に仕えた優秀な家臣軍の中で特に功績を残した重臣たちです。
この像は、福岡城築城四百年を記念して博多人形作家協会が福岡市博物館の協力のもと共同制作したものだそうです。
ひとりひとりの兜(かぶと)や表情などが特徴的で、人物に関しての解説も付いていますので、興味深く観ることが出来ました。
このようなリーフレットも置いてありますので、持ち帰ってゆっくり読むこともできますよ。
福岡市では、黒田官兵衛や福岡城に関する情報を下記ホームページにて発信しています。
どうぞご覧ください↓
http://www.city.fukuoka.lg.jp/charm/kanbei/index.html#twr