空飛ぶ梅
緑地環境課のもっちゃんです。
去る3月11日、大宰府天満宮に梅の花を見に行きました。
梅は菅原道真公の歌にも登場する、
大宰府に大変ゆかりのある花であることは皆さんご存じのとおりです。
天満宮だけでなく、周辺にも多くの梅の木が植えられており、街全体で梅を楽しむことができます。
「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
(東風が吹いたならば、きちんと匂いをおこすのですよ、梅の花。
たとえあるじである私がいないとしても春を忘れてはいけません。)
伝説では、左遷された道真公を慕って都から太宰府まで梅の木が飛んできたそうです。
飛んできた梅の木(飛梅)は実際に太宰府天満宮の本殿前に残っています。
これが飛梅です。
他の梅の木は5分咲きくらいでしたが、飛梅は満開でした。
梅を見に大宰府に行くのももちろんおつですが、
公園の中にも梅の木がある公園もあります。
同僚から、梅の花がきれいに咲いていたという情報を仕入れたので、
実際に公園に写真を撮りに行ってきました。
どうですか、きれいでしょう!
おー、きれいだなあと思って近づいてみると、
あれ?
樹皮に光沢がある...
この肌は皆さんも見たことがあるのではないでしょうか。
実はこれ、桜でした(^A^;)
時期が早かったので梅と勘違いしてしまいました。
調べてみるとソメイヨシノではなく、
オカメザクラという種類であることがわかりました。
ソメイヨシノに比べて早く咲く種で、見頃は2月下旬から3月上旬だそうです。
今回調べてみて初めてオカメザクラを知りました。
調べてみてわかったことは桜はとにかく種類(園芸品種など)が多く、判別が難しいことです。
うーん、まだまだ勉強が足りないなあ。(@_@;)
結局、梅のある公園を紹介できていないですが、(^_^;)
舞鶴公園は今が見ごろだそうです!ぜひお越しくださいませ。
話は戻りますが、3月11日は東日本大震災からちょうど1年でした。
天満宮でもサイレンが鳴り1分間の黙とうがささげられました。
また、東北に届けるメッセージシールを書くブースも設けられていました。
京都から太宰府に飛んで行った梅の木のように、
福岡からも東北に向かって、祈りが届けばいいなと思います。