グリッピキャンペーン2016（10/15-10/16 舞鶴公園西広場）のちらしができあがりました！
ちらしデザインは公募６０作品の中から選ばれたものです。グリッピキャンペーンの楽しい雰囲気が伝わってくる明るいデザインです。
ちらしの裏面は、出展団体ごとのイベント内容を紹介しています。
広々とした会場でゆったりを過ごしていただけるよう、体験講座、飲食、花苗販売などを予定しています。
ちらしのPDFは下記からダウンロードできます。
各イベントの詳細については、こちらのブログで引き続き紹介して参ります。
お楽しみに！
この夏も舞鶴公園のお濠でハスの花がたくさん咲きました。お問い合わせも多く、時折「ハスの花は咲くときにポンというのですか？」という質問を受けました。確かにそういう話、聞きますよね。ハスの花は明け方に咲きますが、実際私たちも咲くところを見たことがなかったので、はっきりとお答えすることができていませんでした。これではいけない！と一念発起。ハスの早朝開花観察に臨みました。
前日の園内巡回時に、明日咲きそうなつぼみの目星をつけておきました。ハスの花は昼前に閉じてしまい、どれが咲く前のつぼみかわからなくなるので、午前中に急いでチェックしました。
そして翌日午前3時半に目覚ましをかけて、目をつけておいたハスのところへ向かいました。
（写真左↑）観察当日の午前4時34分。早くも外側の花びらが開き始めました。
（写真右↗）午前5時10分。ふわりふわりと花びらが開いていきます。
（写真左↑）午前5時40分。
じっと凝視していてもわかりにくいのですが、確実に外側の花びらが開いてきました。
「ポン」というのならそろそろではないのか！？緊張感が高まります。
（写真右↗）午前5時55分。
つぼみから今にも何か飛び出すかのように、ぷっくりと膨らんできました。いよいよか！！いや、まだなのか？
と、そのときです。
きれいに閉じられていた花びらの先端が、パッとはじけるように開きました。
その瞬間をみた一同、「おお～！」と歓声の声。たまたま違う花を見に行っていて見逃した人も１名。
ひとしきり自慢したり悔しがったりしたあと、「誰かポン聞いた？」「・・・」
誰も聞いていませんでした。
気を取り直して、そのあとも開花観察は続きます。
（写真左↑）午前5時59分。
前のつぼみと比べて、先端が開いて丸みを帯びていますよね。
（写真右↗）午前6時20分。
花の香りに誘われて蜂が飛んできました。足に花粉をつけて、飛んで行ってはまた戻ってきます。
そして午前6時50分。
朝日を浴びた満開のハスの花。
美しいですね～。
結論としては、「ハスの花はポンと言わない」ということで、その日は家に帰りました。
ところが・・・。
ハスの開花１日目は、こういう風に（←）つぼみが少し開いただけのような、まん丸い形だったはず。
あの日に見たあの花は、１日目にしては開き過ぎではなかったか？
気になりましたので、ハスの花に詳しい大学の先生に問い合わせてみました。
そこでショックな事実が判明しました。
うすうすと感じていたとおり、あの日に観察した花は、開花２日目である可能性が高いとのこと。
前日の午前中につぼみであるのを確認はしましたが、私が確認に行くよりももっと早い時間に開き、閉じてしまったものだったのではないかということでした。
ハスの花は３~４日間、開いたり閉じたりを繰り返したあと散るのですが、その開閉の時間は決して一定ではないとのこと。開花１日目と２日目を見分けるには雄しべの葯（花粉が入っている袋）を見るとよいそうです。１日目はまだ葯が開いていないので、花粉が外に出ず、２日目には葯が開き、花粉が出てきます。
確かにハスの花から出てきた蜂が、花粉を足につけていました。
ああ！やはり間違いないですね。
開花２日目の花が、ポンと言うはずもないですね。
改めまして・・・「ハスは咲くときにポンというのか」。
結論は来年に持ち越しです。
結論は出ませんでしたが、花びらが少しずつ開いていく神秘的な様子を観察でき、少し楽しい夏の思い出となりました。
昨夜は、お隣の大濠公園で西日本大濠花火大会が開催されました。
蒸し暑く、風もあまり吹かない夜でしたが、舞鶴公園にもたくさんの方が花火を楽しみにいらっしゃいました。
園内をまわっていると、花火が見えるところには、ちゃんとたくさんの方が座っていて、皆さんよくご存知だなぁ、と感心してしまいました。
花火の撮影がなかなかうまくいかずお恥ずかしいのですが、舞鶴公園の花火鑑賞スポットを少しご紹介いたします。
今年新しくオープンした鴻臚館広場は、広々としたスペースに自由に座っていただき、樹林地越しに見える花火をお楽しみいただいていました。
きれいに見えるところなのですが、今年は人が少なめでした。梅園から桜園へ上がったところです。昨夜は風があまりなく、花火の煙に火花の色が反射して幻想的な雰囲気の写真となりました。
陸上競技場のスタンドは有料観覧席です。あの高さだと、少しは風が吹き抜け涼しいのかもしれませんね。
いつもは足早に人が行き交う陸上競技場前の広い園路も、今日はたくさんの方が足を止めて、花火を楽しんでいらっしゃいました。ちょうど競技場施設と石垣の切れ目から花火があがりました。
大濠公園に最も近い西広場は、露店もならび、一番混雑していたようです。花火大会のフィナーレはしだれ桜のような花火の連発でした。息もつかせぬほどの大連発が終わると、誰からともなく拍手がわきおこりました。現場で見るとこういった一体感も楽しめますね。
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